墓地はお墓を立てる大切な場所。
先祖代々続く墓地があれば良いのですが、そうでない場合はお墓を建てるにあたり墓地を選ばなくてはなりません。
墓地は一度選んでお墓を建ててしまうと、どんなに都合が悪くても物のように簡単に手放すことは不可能です。
移転をすることはできるのですが、そのための費用はかかるし、何よりお墓に眠っているご先祖様が気の毒です。
だからこそ慎重に選ぶことが大切です。
しかし、どうやって墓地を選べば良いのだろうと悩んでいる方は多いのでは。
墓地を選ぶなんて人生において一度あるかないかだと思います。
だから墓地の選び方が判らない方が多いように感じます。
ここではどのような点に注意すれば良いのか、お墓選びのポイントについて解説して行きます。
立地条件には個人差があります。
自然豊かな場所が良いと言う方もいれば、街中が良いと言う方もいます。
墓地の条件として最も人気となっているのは「自然豊かで平坦な地形」であること。
それが一番お墓参りがしやすいと言われています。
お墓参りに行くことを考えれば、墓地は自宅から近い方が良いかと思います。
立地条件を気にするばかり、自宅からの距離を考え忘れてしまう方もいます。
お墓が遠いとなかなかお墓入りに行けないので、できれば自宅から近くて徒歩でも行ける距離が良いと思います。
車でないと行けない場所にあるよりも、徒歩、電車、バスで簡単にアクセスできるところが良いでしょう。
墓地には市が運営しているものと、寺院が運営しているもの、そして会社が運営しているものがあります。
要は3つの選択肢があるということ。
その中で希望条件に合うところを選び、その運営者が信頼できるかを確認しましょう。
墓地は買うものではありません。墓地は借りるものというのが正しい認識です。
永代使用料はお墓を建てるための土地を借りる費用です。
この永代使用料は墓地によって違いがあります。
寺院の場合は永代使用料に加えお布施が発生します。
どの位の料金が永代使用料として一般的なのかを調べてから選ぶと良いでしょう。