通称『インドブルー』と呼ばれるインド産の石材『バハマブルー』は、青と紫、そして白が混ざり合うとても美しい色合いの御影石です。
よくマーブル模様と言われており、その模様のひとつひとつ違いがあるのが特徴です。
同じものは何ひとつないと言っても過言ではないほど、ひとつひとつに個性があります。
また、バハマブルーは大理石調であることから、置物などにも使用されています。
バハマブルーという名前の由来は、色味がバハマの海を思わせることからきています。
この石材でお墓を建てれば、とても個性的なものが完成するので、人とはちょっと違ったお墓を、と考えている方におすすめです。
バハマブルーは今でこそお墓に使用されていますが、以前はよく建築資材として使用されていました。
また何らかの像や記念碑にも使用されています。
石質は硬く吸水率も低いのですが、経年とともに表面の艶がなくなってしまったり、色が変色することもあります。
インド産石材には非常に硬い石質のものが多いのですが、バハマブルーは、他のインド産石材の中では少しだけ柔らかい印象があります。
ただ、中国産石材と比べれば十分な硬さを持っているので、あまり心配する必要はありません。
青と紫、白のマーブル模様ですからお墓としては派手になってしまうのでは、と心配される方もいらっいます。
しかし、完成後はとても落ち着いた雰囲気になります。
バハマブルーだけでなく、他の石材と組み合わせて作るのもひとつです。
これにより風格のあるお墓が完成します。
おすすめはグレー系の石材と組み合わせることです。
グレー系の石材と組み合わせて作ることでよりスタイリッシュな印象になります。
ただ、やはり色味を気にされる方は建立予定の墓地で、他の墓石の色などを確認してから決められた方がいいかもしれません。
また、墓石として販売されているバハマブルーを見ても想像はつかないかもしれませんが、実はキッチンのトップにも使用されています。
もしかしたら、ご自宅のキッチンに使用されているかもしれません。
街を歩けば高級ビルにもバハマブルーは使用されていることが多く、とても身近な石材として幅広く使用されています。