銘石シリーズ インドM1-H

インドM1-H

インド産石材の中で最も優れた性質を持つ種類の一つが『インドM1-H』です。

外国産出のグリーン系墓石の中で最も有名であり、高級墓石材として非常に人気が高いものです。
緑と黒の混合色であるため、高級感があることから、墓石だけでなく置物にも良く使用されています。
インドM1-Hはとても硬い石です。
最高峰の硬さを持っているため、吸水率もとても低く吸水率0.015%と言われ、サビや苔が出にくい石材です。
光沢がありますが、落ち着いた雰囲気があることから、洋型墓、和墓、デザイン墓など、どのようなお墓でも良く似合います。

インドM1-Hはもともと、建物に多く使用されてきましたが、最近になって墓石にも使用されるようになりました。
緑御影石の一種で中国産御影石よりはるかに高価なものです。
手頃な価格の国産石材よりも高価なのは、それだけ優れた性質だという証拠です。

インドM1-Hは別名『インドグリーン』と呼ばれています。
しかし注意しなくてはならないのが、他のインド産の緑御影石との区別です。
インド産の緑御影石は、インドM1-Hだけではないからです。
他にも多数存在しているため、石材店で販売されているインド緑御影石がインドM1-Hだとは限りません。
中には、あえて「インドグリーン」と表記している事もあるので、その場合は、インドM1-Hかどうかきちんと確認しなくてはなりません。

インドM1-Hは墓石だけでなく、外柵にも使用することができます。
全てを統一して作られる方も多いのですが、墓石は別の石を使用し、外柵にインドM1-Hを希望される方も少なくありません。
現在、採掘量は安定しているのですが、その時の岩盤により色の濃さが異なることがあります。
ただ、比較的品質は安定しています。
洋型墓にも和墓にも適しており、日本では主に東北の方々に高い人気を誇っています。

当社でも実際にインドM1-Hを使用した和墓、洋型墓を建立しています。
一見黒に見えるかもしれませんが、光が当たると綺麗な緑色になるのでとても美しいお墓が完成します。