仏壇の主人はご本尊です。
確かに宗派によって仏壇の形に違いがありますが、それよりも大切なのがご本尊と言うわけです。
信仰上最も重視すべき礼拝の対象がご本尊ですから、仏壇を購入するときは、間違わないように注意しましょう。
仏壇の中でも唐木仏壇や家具調仏壇は、特に宗派による区別がないものとして選ばれています。
伝統的な仏壇である金仏壇を選ぶのは浄土真宗の方が多いのですが、特段決まりはありません。
金仏壇は基本的に高価なものが多いことから、浄土真宗の方であっても比較的購入しやすい唐木仏壇や家具調仏壇を選ぶ傾向が見られます。
地域によって違いがあるようですが、仏壇は基本的に宗派による違いがありません。
仏具店へ行くと必ず『宗派』を聞かれると思いますが、上記で説明したように、ご本尊を確認することが一番の目的ですから好みに合ったものを選んで大丈夫です。ただ、宗派を大切にしている年配の方は、宗派別の正式な仏壇を選ぶ場合もあるようです。
西本願寺の阿弥陀堂を模したものであり、一重破風屋根と金箔塗りの柱が特徴です。
黒い柱は東本願寺の阿弥陀堂を模したもの、二重屋根は大師堂を模したものです。
本願寺派と違い、二重瓦屋根が特徴となっています。