日本だけに限らず、ひとだまや幽霊は昔から現代まで目撃情報が多数あるものです。
写真に収められているケースもあるため、世の多くの方はひとだまや幽霊が存在する事を信じていると思います。
さまざまな説がある中、大切な人を失った場合、幽霊でも良いから一目会いたいと願う方もいらっしゃいます。
そこで、お墓にに携わる仕事をしている石材店などにも、墓地でひとだまや幽霊を見たことがあるのかという質問が寄せられます。
確かに石材店で働いている方の中には、ひとだまや幽霊を目撃した経験のある方はいるでしょう。
しかし、お墓に携わる仕事をしているからと言って、他の方より見えるというわけではありません。
もしかしたら、お寺の住職やお坊さんならひとだまや幽霊を頻繁に目撃している可能性はあります。
昼も夜も境内にいる事が多いし、お経を読んで成仏を願う立場ですから目撃していてもおかしくはありません。
ひとだまと幽霊は世間的には夏の風物詩ですよね。
ひとだまには、亡くなった方の魂が宿っていると伝えられています。
大きさや色、形などさまざまな物があり、ふわふわと空中遊泳をするかのように動くものもあれば、高速で移動するものもあるようです。
昔からの言い伝えでは「ひとだまが家の中に入ると、その家から死者が出る」とのこと。
しかし、決してひとだまが人の命を奪うのではなく、あくまで「予告」的なものだと考えられています。
ひとだまは主に墓地や川原で目撃されることが多いと言われていますが、場所を選んで出没するものではありません。
ひとだまを科学的に解明しようとする試みが多数ありますが、どれも確実には証明できていません。
そのため、現在でも心霊的現象として認識されていると言えるでしょう。
また、幽霊は霊感の強い人が目撃するとよく言われています。
ビデオカメラや写真に収められている幽霊も多いと思います。
守護霊的な良い霊もいれば、悪霊と言われる悪い霊もいるでしょう。
人としてこの世に誕生した後、亡くなった後に幽霊として存在を主張する、そんな事があっても不思議ではありません。
幽霊やひとだまを信じるか信じないかは結局その人次第であり、一度でも目にした事のある方はその存在を認めていると言えるのではないでしょうか。