海外産出の石材は多種多様です。
海外産の墓石で最も有名なのは中国産のものですが、最近ではさまざまな国から墓石が輸入されています。
そのなかの一つがウルグアイ産の『バイオレットブルー』です。
皆さんはウルグアイと言う国をご存知でしょうか。
ウルグアイは南アメリカ、アルゼンチンの東隣に位置する国です。国土の80%以上が可耕地となっています。
そんな国で産出されている『バイオレットブルー』という石材は、国産大島石や真壁石同様、花崗岩の一種とされています。
花崗岩の中で一番硬い石とも言われており、変色しないため高級石材として扱われています。
色合いも透明感のある青みが強く、品が良いとして全国的に高い人気を誇っています。
最近では和墓だけでなく、洋型墓も人気となっていますが、バイオレットブルーは和型にも洋型にもそしてデザイン墓にもとても良く似合います。
墓石で最も重要だと言われているのが『吸水率』です。
吸水率が低ければ低いほど質の高い石材とされています。
例えば、大島石の吸水率が「0.154%」、天山石が「0.090%」、真壁石小目が「0.230%」です。
それに対しバイオレットブルーの吸水率は「0.055%」となっています。
吸水率が非常に低いので、耐久性に優れていること、そして美しい色合いが高級墓石として選ばれている理由です。
ただ、バイオレッドブルーは採掘される山によって石目や色に大きな違いが出ると言われています。
色ムラが多いもの、石目が荒いものなども中にはありますが、当店で取り扱っているのは高級石材の名に相応しいものばかりです。
国産石材を使用したお墓も良いけれど、バイオレットブルーのような質の高い石材なら安心してお墓を建てることができます。
海外産の石材というと、多くの方が「質が悪いのでは」と思ってしまうようですが、バイオレットブルーはそれに該当しません。
確かに質の悪い種類のものも多いのですが、プロが認める質の良い石材であれば問題ありません。