お墓を購入する際に悩む点の一つが「和墓」にするか「洋風墓」にするか、それとも「デザイン墓」にするかではないでしょうか。
以前は和墓が主流となっていたため、そういった悩みは少なかったと思います。
近年では洋風墓やデザイン墓が増えてきているため、新しく建てるお墓はどのようなものが良いか考えてしまいます。
そこで、ここでは和墓、洋風墓、デザイン墓それぞれのメリットとデメリットを紹介して行きます。
和墓のメリット・デメリット
和墓は最も標準的なお墓です。
和墓の歴史は古く、江戸時代まで遡ると言われています。
メリット
- どのような墓地でも建てることが可能
- 先祖代々の墓として親しみ感がある
- さまざまな石材の種類がある
デメリット
- 個性的なお墓にならない
- 墓石に刻む文字に関して一文字を選ぶことができない
- どんなに刻む文字を工夫しても和風になってしまう
洋風墓のメリット・デメリット
洋風墓は近年徐々に増えてきているお墓です。
芝生墓地や公園墓地に良く見られるお墓で、背丈が低いのが特徴です。
メリット
- 背丈が低いので圧迫感を感じない
- 墓石に刻む文字を自由に選ぶことができる
- 個性的なお墓を作ることができる
- 掃除がしやすい
デメリット
- 寺院墓地に建てることが難しい
- 希望する石材がない場合がある
デザイン墓のメリット・デメリット
デザイン墓は最も個性的なお墓です。
生前故人が好きだった物の形にすることができるのが大きな特徴です。
メリット
- 自由に形を作ることができる
- 非常に個性的なデザインが可能
- 墓石に刻む文字を自由に選ぶことができる
- いつまでも故人を思い出すことができるお墓になる
デメリット
- 寺院墓地に建てることが難しい
- 希望する石材がない場合がある
このように、和墓、洋風墓、デザイン墓ともにメリット・デメリットがあります。
デザイン墓の場合は、石材店によって取り扱いがない場合がありますし、自分で細かくデザインする必要がある可能性もあります。