墓石に掘られた名前の変更はできるか?

墓石 戒名 変更彫り

既に建てられている墓石には通常「OO家」や「先祖代々・累代」などの名前が彫られています。

「先祖代々之墓」と彫ってある場合は特に問題はないのですが、苗字が彫ってある場合に良くある質問が「名前の変更はできないのか」というものです。
世の中には様々な家庭があります。
一人っ子の家庭、夫婦別姓の家庭などさまざまです。
例えば、一人っ子の家庭でその子供が女性である場合、嫁いで行ってしまう事があるかと思います。
また、男性であっても婿として家を出て行ってしまう事もあるでしょう。
まだ両親とも健在であればお墓の心配をしなくて良いのですが、両親が亡くなり誰もお墓をみる人がいない場合は、嫁いだとしてもお墓を管理することになります。

現在の日本は結婚して嫁いでしまうと苗字が変わってしまいます。
そんな時に「OO家」から「先祖代々之墓」と彫ったり、家紋を入れるところに子供の苗字を彫りなおす事があります。

結論から言えば、墓石に彫られた名前の変更は可能です。
但し、それはあまりお勧めすることができません。

既に彫られている墓石の名前を新しくするには、まず彫ってある文字を埋めて行きます。
その上から新しい文字を彫るのですが、どうしても強度が低くなってしまいますし、見た目が悪くなってしまうのです。
文字を付け足す程度であれば問題なのですが、「OO家」から「先祖代々之墓」というように、丸っきり変更する場合は、墓石ごと新しいものに変える事をお勧めいたします。

ただ、予算の都合などにより、名前の変更を希望される方もいらっしゃるでしょう。
当社「石屋千鳥」ではお客様のご要望に応えるべく、お墓のさまざまなリフォームを承っております。
墓石に彫られた名前の変更だけでなく、お墓を修復したり、新たなパーツを導入するなどお客様の希望に沿ったリフォームを承っております。
墓石の名前を変更する場合は職人の高い技術力が必要になります。
当社には高い技術力を誇る社員が在籍しておりますので、是非一度ご相談下さいませ。