中国産墓石石材の特徴とは?

40年以上も前から日本の墓石業者が中国に墓石工場を設け、中国産の石を日本に輸入しています。

現在でも多くの業者が中国産石材を製品にして日本に輸入しています。
国内産の石材は高価なものが多く、中国産石材とは大きな価格差があります。
以前は中国産石材で加工された墓石の品質が非常に悪く、建ててから1年もせずに割れや変色が起こるといったトラブルが多発していました。
しかし、最近では品質面が大きく改善されつつあるため、安価な中国産石材を使用した墓石が選ばれているようです。

近年建てられているお墓の大半が中国産だという結果があります。
中国産石材を使用した墓石の一番の特徴が『安い』ことです。

その他の中国産墓石の特徴はと言うと・・・正直あまり良い特徴がありません。
ただ、最近では高級国産墓石に似た中国産墓石が広く出回っているため注意が必要です。
悪徳業者は、高級国産墓石に似ている中国産墓石を国産と偽り、高価な価格で販売しているなんて話も耳にします。
墓石はどれも似たような模様が多いことから、素人が見ても国産なのか中国産なのか区別するのは難しいため、騙されてしまう方も少なくないようです。

そのような悪徳商法を避けるため、石の生産元や各種関連協会が産地証明書も発行しています。
ですので産地証明書の有無を確認してみるのも良いでしょう。
もちろん当店も産地証明書はお付けしております。

中国産墓石はなぜ割れや変色といったトラブルが多いのでしょうか。
石材自体も国産のものに比べ品質が悪いのですが、それだけが理由ではないようです。
石材を加工することで墓石となるのですが、加工の技術があまりにも低いことが理由として挙げられます。
中国墓石を輸入販売している業者は、より利益を上げるために、より安く加工してくれる中国工場を探します。
石を加工する技術云々の前に、利益を優先させてしまうため、割れや変色のしやすい墓石となってしまうのです。

もちろん、全ての中国産墓石が粗悪品だとは思いません。
しかし、販売店をきちんと選ばないと後々後悔することになります。
中国産墓石の購入を考えている方は、できるだけ信頼できる石材店から購入することをオススメします。