墓石の石と、その辺の石は何が違う?

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墓石はお墓を作るために採石された石を使用しています。

墓石は、基本的に排水性が良く、吸水性が低いものが好ましいと言われています。 また、常に雨風に晒されることになるため、耐久性の高い石が使用されます。 その辺の石にも大きくて墓石になりそうなものはあると思います。 しかし、墓石として適しているかは不明です。

墓石として利用されているのは、国産石材の場合、御影石や安山岩など耐久性に優れ、低吸水率・美しい色柄のものです。 お墓は一度建てると永代に渡り残されます。それが故にその辺の石ではダメなのです。

現在販売されている墓石の種類は国内外合わせて数百から数千に上ると言われています。 どれもその辺の石ではなく、墓石として選ばれたものばかりです。 墓石は主に岩盤から採石されます。 特殊な機器を使用して切り出すのですが、素人が簡単にできるものではありません。 墓石にできるように綺麗に切り出さなくてはならないため、ある程度の経験とテクニックが必要です。 山から何トンもの石を切り出しても、実際に墓石として使用できるのはほんの一部。 ようやく切り出された石はやはりプロの手で磨かれます。

「どうして墓石は高いの?」と思っている方が多いようですが、墓石として販売できるようになるまでにかなりの手間と人件費が掛かっているからだと言えるのではないでしょうか。 また、近年では国産石材の採石量が減っています。 そのため、中国石やインド石など外国産の墓石が多く目立ちます。 希少価値のある国産石材は、外国産石材とは比べ物にならないほど美しく、機能面でも優れています。 外国産の墓石が安いのは、日本国産墓石と比べるとどうしても劣り、人件費も安く済むためです。

その辺の石は決して岩盤から切り出されたものではありません。 昔はその辺の石を墓石として使用していた時代がありましたが、それは本当に大昔のこと。 ご先祖様が眠る神聖な場所であるお墓に使用する石は、石材店などで購入するようにしましょう。