銘石シリーズ インドMU(インド産)

インド産の黒御影石としてスタンダードなものが『インドMU』です。

超高級黒御影石であるインド産のクンナムイーストに次いで高く評価されています。
価格帯が手頃なことから幅広い地域で人気となっているようです。
吸水率が「0.021%」と低く、石の質も安定しており、サビや傷が出ないため安心して選ぶことができる石材です。

インドMUが採掘されている場所は、実はインドの鉄道工事中に発見された岩脈です。
偶然の発見となったのですが、良質な石材であるため日本をはじめさまざまな国に輸出されています。
クンナムイーストが高価で手が届かないという方の多くが、同じような黒系であるこのインドMUを選ぶ傾向にあります。
また、墓石自体はクンナムイースト、外柵などをインドMUというように組み合わせることも可能です。
そういった組み合わせは、ご先祖様が眠るお墓本体には一番優れたものをとお考えの方におすすめしています。

最近では「国産の墓石とインド産の墓石、どちらが良いですか」との質問がよく有ります。
中国産の墓石と国産の墓石は比べなくともどちらが良いかは分かるようなのですが、インド産と比較するとどちらが良いのか迷ってしまうようです。
インド産石材を代表するクンナムイーストもインドMUも、どちらとも国産石材よりも吸水率が低いことが分かっています。
他にもインド産の石材は墓石として販売されているのですが、その中にはあまり質が良いとは言えないものもあります。
国産石材もそれは同じです。
国産石材だからといって全てのものが良質だとは言えませんし、どんなに石材が良くても加工技術が低いことで質が落ちてしまいます。
ただ、基本的にインド産のものは吸水率が低いので、国産石材の低級品を選ぶよりは、インド産のものを選んだ方が無難だと言えるでしょう。

また、コストパフォーマンスを考えるのであれば、国産石材よりもインド産の方が良いのではないかと思います。
インドMUは質も良いしコスパも高いのでおすすめです。