良い霊園の選び方とは?

霊園選びは墓石を選ぶよりも重要なことです。
なぜなら、一度その霊園を選びお墓を建ててしまうと、別の霊園に移るのが大変だからです。
お墓はご先祖様や故人を供養する大切な場所です。
だからこそ、できる限り良い霊園を選びたいと思うのが当然です。

そこで、ここでは良い霊園の選び方のポイントをご紹介したいと思います。

良い霊園の定義とは

良い霊園の定義は、人それぞれ違うものです。
つまりその人の希望条件に合ったところ、自分や家族にとって最適だと思う霊園が「良い霊園」だと言えるでしょう。
例えば友人に「OOの霊園は良い」と聞いて実際に見に行ったとしても、その方やその家族が良いと思うかは別問題です。

良い霊園の選び方のポイント

希望する霊園の条件を明確にする

「条件」とは基本的に以下になります。

  • 場所(立地)
  • 予算
  • 設備
  • 宗教、宗派

まず、場所(立地)が一番重要な条件になるのではないでしょうか。
自宅から近い場所、交通の便が良い場所、周辺環境が良い場所などです。
どんなに周辺環境が良い場所であっても、自宅から遠く交通の便が悪いところではお墓参りに行くのが億劫になってしまいます。
一方自宅から近く交通の便が良くても、周辺環境が悪いのはご先祖様が眠る霊園として相応しくないと感じてしまうのではないでしょうか。
それらを考慮して良いと思う場所(立地)を特定しましょう。

次ぎに予算です。
霊園はその土地を購入するのではなく「お借りする」ものです。
永代使用料と年間管理費を支払うものですが、それが霊園によって違います。
そのため、あらかじめ予算を決めておくと良いでしょう。

また、霊園に求める最低限の設備があると思います。
トイレや駐車場はもちろんのこと、休憩所や緑地、自動販売機などお墓参りに行った時に「こんな設備があったら良いな」というものを考えてみると良いでしょう。

霊園を選ぶ際に最も気をつけなくてはならないのが「宗教、宗派」です。
寺院墓地の場合は宗教や宗派が決まっていることがほとんどですが、霊園の場合はいくつか種類があります。
利用できる宗教が決まっていることもあれば「宗教不問」とされている場合もあります。

できるだけ多くの情報を収集する

全国には数多くの霊園があります。
最近では緑豊かな郊外に多く霊園があるのが特徴です。
そんな霊園はインターネットから情報を収集することが可能です。
できるだけ多くの霊園の情報を収集し、パンフレットや資料を請求することをおすすめします。
その中から希望条件に合った霊園を絞り込んでいくと良い霊園を選ぶことができるでしょう。

実際に現地まで足を運ぶ

取り寄せたパンフレットや資料だけで霊園を決めてしまってはいけません。
写真や言葉だけでは現地の状況をきちんと把握することができません。
ある程度希望の条件に合った霊園が見つかったら、必ず現地まで足を運び、自分の目で見て確かめることが大切です。
霊園によっては細かな規定がある場合もあります。
パンフレットや資料に記載されていると思いますので、それを見逃さないように気をつけましょう。
もしパンフレットや資料に規定について記載がなかった場合は、現地に行った際に聞いてみると良いでしょう。

霊園の体制を確認する

霊園を運営管理しているのは「人」です。
だからこそ、霊園を選ぶ際には管理体制もしっかり確認するべきです。
霊園がいつも綺麗になっているか、トイレが綺麗になっているか、電話受付の対応、ゴミの処理などをチェックすることで、霊園を運営している側の管理体制を知ることができるでしょう。

サービスを確認する

霊園はさまざまなサービスをおこなっていることがあります。
「お墓参り代行サービス」「お墓のお掃除サービス」「献花代行サービス」「植木剪定サービス」などは基本的に有料です。
無料のサービスとして挙げるなら「送迎サービス」ではないでしょうか。
最寄の駅から霊園までの無料送迎をサービスに掲げている霊園は結構多いと思います。
中には法要の際にご住職を手配してくれるサービスもあります。

霊園には「民間霊園」と「公営霊園」があります。
民間霊園は公益法人もしくは宗教法人が運営しているもの。
そして公営霊園は都道府県や市町村といった自治体が運営している霊園です。

民間霊園のメリットとデメリット

メリット

  • 宗教や国籍といった制約がほぼない
  • 霊園数が多いため購入しやすい
  • 設備が充実している
  • お墓のデザインを自由に選ぶことができる

デメリット

  • 永代使用料や年間管理料が高い
  • 霊園によって管理体制にばらつきがある
  • 石材店が指定されていることが多い
  • 郊外にある場合が多い

公営霊園のメリットとデメリット

メリット

  • 自治体が運営しているため管理体制にばらつきが少ない
  • 永代使用料や年間管理料が比較的安い
  • 宗教や国籍といった制約がない

デメリット

  • お墓のデザインや大きさに制限がある
  • 区画が少ないため購入しにくい
  • 区画の募集期間が決まっている・募集期間が短い

永代使用料や年間管理料の安い公営霊園は人気が高いものです。
そのため、お墓を建てたいと思っても空きがなければダメですし、募集があったとしても選ばれるとは限りません。
すぐにお墓を建てる必要のある方にとって公営霊園は不向きと言えるでしょう。
早急にお墓を建てる必要のある方は永代使用料や年間管理費が多少割高になったとしても民間霊園をおすすめします。