お墓にお地蔵様を建てる意味とは?

地蔵

墓地に行くとお墓だけでなく外柵や石塔、そしてお地蔵様が建てられていることが多くあります。

外柵には「あの世とこの世を分ける結界」の意味があり、石塔には「お亡くなりになられた方が仏様となり安らかに眠る場」として知られています。
ではお地蔵様を建てる意味は?と疑問に思う方が結構いらっしゃいます。
お墓なのだからお地蔵様を建っていても何ら違和感はないのですが、どのような意味で建てるのか気になります。

実はお地蔵様はインドで誕生しました。
正式な名前は「クシティ・ガルバ」で漢字にすると「地蔵」となります。
インドの農業の女神として崇められていましたが、後に仏教の菩薩となります。
そんなお地蔵様をお墓に建てるのは「お亡くなりになった方があの世で苦しむことがないように」との願いが込められてのこと。

お地蔵様の正しい名前は「地蔵菩薩」です。
一般的には水子を救う仏様なのですが、亡くなった後に地獄に落ちてしまう人々を平等に救う仏様としても知られています。
だから、お亡くなりになられた方があの世で苦しむことのないように、お地蔵様をお墓に建てる方が多いのですね。

また、寺院では檀家のお墓とは別にお地蔵様を建てているところもあります。
寺院やお墓でお地蔵様を見たら、手を合わせてみると良いかと思います。
その際は決して個人的な願い事をするのではなく、ご先祖様が安らかに眠れるようにと心の中で唱えるようにしましょう。

そして昔ながらの墓地の入り口で良く見かけるのが「六地蔵」です。
墓地に眠るお亡くなりになられた方々を守るために、悪いものが墓地に入るのを防ぐことを目的として建てられています。

当社にもお墓を建てる際に、その敷地内にお地蔵様を建てたいとご希望される方は多くいらっしゃいます。
お墓を挟むように2つの小さなお地蔵様を希望される方、また1つのお地蔵様を希望される方などさまざまです。
そういったご希望に応えることが私達墓石屋の役目だと考えております。